便秘解消を探る

ビール、バナナ、ヨーグルト、アーモンド、塩水と次々と出てくる便秘解消メソッドを考察します。

空腹感が便秘解消につながる

最近空腹を感じたことはありますか?もはや食べたいと思って食べれないものはない世界になっているといっても過言ではありません。もちろん値段や在庫の関係で食べれないといったことはありますが、物を選ばなければ、コンビニで様々なものが食べれます。ちょっとだけお金を出せばそれなりに高級なものを食べることができます。

失われた空腹という感覚

それはそれで素晴らしいことですが、食べることばかりに目がいってしまった結果失われているのが空腹を感じるということです。

hunger is the best sourse

ということわざを聞いたことはありますか?これは直訳すると空腹こそが一番のソースだ、になります。つまり、お腹が減っていれば、何でもおいしい!という意味になります。

ありとあらゆるものを食べることができるようになっている現代において、この感覚を持つことはある意味難しいかもしれません。

しかし、この感覚があるかないかだけで、便秘解消ができるかも変わってくるのです。というのも、食べたいものを食べたいときに食べていると、胃腸、特に消化の役割をになっている胃と小腸が休まる時間がありません。

便秘解消に関与しているのはもちろん主に大腸になりますが、その前の段階で胃腸が疲れてしまっていると、肝心の大腸がうまく動きません。

大腸を機能させて便秘解消を目指す

では大腸を動かすためにどのようにすればいいかというと、消化に費やす時間を減らしてあげるのです。もっと言うと、消化活動をさせない時間を作ってあげるのです。

食べ物を食べてから胃、小腸を通り過ぎるまでにかかる時間は8時間~12時間ほどです。(食べるものや体調などによっても変わってきます)

そのまま受け止めると、食事と食事の間の時間は8時間は欲しいということになります。でないと、前の食事で食べたものを消化しきっていないうちに次の食べ物が入ってきてしまうからです。これによって胃腸が常に消化活動にエネルギーを取られている状態になり、その結果大腸がうまく機能しないという状況に陥るのです。

空腹という感覚に慣れる

8時間というと結構長く感じるかもしれません。例えば、朝の8時に朝ごはんを食べたとすると、8時間後は16時、夕方の4時です。それまで何も食べないというのはかなり長く感じるかもしれません。

しかし今現在便秘に悩んでいるとすると、大便はかなりたまっているはずです。その状態で、つまり大便が出て行かないのに次の食べ物を体内に入れてしまったら、状況は悪化するばかりです。

どうしても何か食べたい・・・という場合は軽くつまむ程度にしてみてください。大事なのは空腹を感じるということよりも、消化活動をしている胃腸を休ませるということです。

これを行わない限り状況はずっと変わらないばかりか悪化するばかりとなるでしょう。

人によっては1日1食の人もいます。一方で1日5食の人だっています。どちらもその人にあっていればいいのですが、便秘を解消しないといけない状況にある場合どちらを試すことが必要か、ということを考えてみるといいかもしれません。

消化活動を休み、大腸を動かそう

便秘解消に大腸の働きは欠かせません。その大腸を動かすためには、消化活動を休む余裕を与えてあげる必要があるのではないでしょうか。そのための感覚として空腹感を感じるということを試してみてください。