便秘解消を探る

ビール、バナナ、ヨーグルト、アーモンド、塩水と次々と出てくる便秘解消メソッドを考察します。

コーヒーで便秘解消についての考察

コーヒーが便秘解消になる、ならないという記事を読んでいて思うことがあります。

コーヒーが便秘解消になるのはなぜ?

その前にコーヒーがどうして便秘解消になるかというと、要はカフェインが刺激になるということです。元々コーヒー飲む理由として大きいのは眠気覚ましですよね。あれは脳を刺激するということですが、刺激されるのは脳だけではなく、大腸も刺激されるということです。

大腸と脳はつながっているという話もちらほらありますが、それは今回置いておきまして、カフェインを摂ると温かい水を飲んだときよりも蠕動運動が促進されるという情報だってあります。

コーヒーが便秘解消にならないのはなぜ?

一方で、コーヒーを飲むと便秘解消にならないという情報もあります。これは利尿作用によるものです。つまり体内の水分をある意味無理矢理体外に排出してしまうのが利尿作用です。

便の80%が水分でありますから、水分が不足していると便秘になりやすいというのはわかりやすいと思います。その水分を少なくしてしまうようなことをするのは便秘解消にはならない、というわけです。

 

ということで、コーヒーの飲み方としては、お腹を冷やさないようにホットコーヒーを飲み、そして利尿作用が逆効果とならないように大量摂取はやめましょう、というのが大方の結論です。

 コーヒーで便秘解消は誰に適しているのか

しかしよく考えてみると、無理にコーヒーを飲む必要は全くないのではないでしょうか。つまり今現在コーヒーを飲む習慣が無い人が、便秘解消のために、ということで温かいホットコーヒーを飲み始める必要は無いのではないかと思うのです。

では、どういう人がコーヒーによる便秘解消に適しているかと言うと、現在既にコーヒーを飲むことが習慣になっている人です。その人達が便秘になっている場合に少し飲み方を変えてみてはどうか?ということです。

例えば夏場。暑いからといってアイスコーヒーをがぶ飲みしたらどうなるでしょう。お腹が冷えるばかりでなく利尿作用でどんどんと水分が体外に出て行ってしまいます。これでは全く便秘解消にはなりませんね。

そういうことをするのではなく、ホットコーヒーをがぶ飲みではなく、じっくり味わいながら飲むのがいいのではないでしょうか。

そうすることでコーヒーのおいしさを堪能することもできます。暑い時に暑いものを飲むというのも試して欲しいところです。汗が出て水分を失うのでは?と思う人は、コーヒーではなく水で水分補給をしてあげてください。お勧めはこちらです。