中学生の便秘に注意
中学生でも便秘の人はいます。というか便秘は食生活習慣が元に起こることがほとんどなので、大人も子供も中学生も大学生も便秘になる人はなるのです。中学生くらいだと多少若さでカバーみたいなところもあるかもしれませんが、なる人はなります。
気をつけたいのが、中学生で便秘になったときの対処方法です。一番やってはいけないのは、下剤を飲んだり浣腸をしたりという対処療法です。これらをやってしまうと、体は便秘を克服したという記憶を持たず、便秘になっても何か外部からの刺激をもらえるものだ、ということを覚えてしまうのです。
その結果さらに便秘がひどくなるという悪循環を引き起こしてしまうことになります。
食生活習慣を見直す
中学生で便秘になったらまず見直すことは食生活習慣です。具体的には、
睡眠時間不足
やたらと夜更かししてませんか?今やスマホがあるために何時まででも起きてることができたりします。しかし、それによって睡眠時間が削られるばかりか、画面を見ている目にも悪影響を与えてしまいかねません。
人間寝ないとそれだけ寿命が縮まる、なんてことを言う人もいるくらいですから、睡眠時間を確保するようにしましょう。特に日光に当たらない生活というのはやめましょう。
栄養の偏り
お菓子の食べすぎ、野菜嫌い、ファーストフード好き、いつもコンビニ弁当、甘いもの大好き、こういったことを日々繰り返していたりしませんか?中学生というのは一番の成長期です。
とにかくお腹が減るので、何でも食べようとしてしまいますが、この時期に本当の食事のおいしさを教えてあげないと、舌がおいしいと感じるようなお菓子やファーストフードばかりを食べるくせがついてしまいます。
これらは味の刺激があまりに強く、さらに強い刺激でしか欲望を満たせなくなるのです。
その結果食材が本来持つうま味を感じることができなくなり、栄養がどんどん偏っていきます。
こうならないように天然由来の食材を食べ、おいしさを知り、さらには食材がどのように栽培されているか、おいしさというものがどうやって生まれるのか、ということを中学生にも知ってもらうのがいいでしょう。
毎日食べているものが当たり前のようにある、というわけではないのです。そしてそれらがおいしく食卓に出てくるのも当たり前のことではないのです。
水分不足
以外と見落とされがちなのが水分不足です。実はこれによって体調不良となっている人は中学生に限らずたくさんいるのではないかと思います。そもそも水分を補給しないと不健康になる、もしくは体調がおかしくなると思っている人はどれくらいいるでしょうか。
体は水分が不足しても何とかやりくりしてしまいます。でも実は体内では水分が不足することによる不具合が起こっているのです。ただ、それがどのような症状として現れるかは人によっても異なるのが厄介なところです。
便秘のような腹痛になったり、吹き出物ができたり、頭痛がしたり、何だか力が出なかったりと症状は様々です。
人間息をしているだけで水分を失っています。いわゆる呼気にも水分は含まれているのです。
栄養の偏りをなくし、水分不足をなくすだけでもかなり代謝が正常に戻るようになり、便秘も解消されるのではないでしょうか。とにかく浣腸とか下剤を10代の頃から覚えるというのは避けたいものです。